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3.11の書架 005 『あわいゆくころー陸前高田、震災後を生きる』
『あわいゆくころー陸前高田、震災後を生きる』(瀬尾夏美著、2019年、晶文社) 所感 わたしは3.11SAPPORO SYMPOの実行委員のひとりではあるけれど、他の実行委員のように、支援活動を続けていた […]
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3.11の書架 004 『春を恨んだりはしないー震災をめぐって考えたこと』
『春を恨んだりはしないー震災をめぐって考えたこと』(池澤夏樹著、2011年、中央公論新社) 所感 年が明けて、瞬く間に1月が終わり、短い2月に入る。 日々生活をこなしていると、ああ、もうすぐ3月が来るなと、 […]
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3.11の書架 002 『遺体ー震災、津波の果てにー』
『遺体ー震災、津波の果てにー』(石井光太著、新潮社、2011年) 所感 以前、石井さんの書いた『絶対貧困』(光文社、2009)という発展途上国のルポルタージュを読んだことがあり、その目線の低さ […]
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3.11の書架 001 『魂でもいいから、そばにいて』
『魂でもいいから、そばにいて ―3・11後の霊体験を聞く―』(奥野修司著、新潮社、2017) 所感 私事からはじまって恐縮だが、2015年に母を突然死で亡くした。母は54歳だった。母の死を通して、東日本大震 […]
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3.11映画の小箱 002 『希望の国』
あらすじ 福島第一原発事故から数年後、架空の県、長島県で地震が発生し、再び原発事故が起きた。小野家が家族ぐるみで仲良くしていた隣の家は帰宅困難区域となったが、小野家はならなかった。隣地との境に杭が打たれた。 小野は酪農を […]
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3.11映画の小箱 001 『家路』
あらすじ 東日本大震災発生後、もともと住んでいた地域が帰宅困難区域になり、仮設住宅で暮らすようになった。妻と子どもと血のつながらない義母との4人暮らし。父は議員だった。父は義理の母をかくまうためか、ずっと家業である農業を […]